水準儀
水準儀
(画像をクリックすると大きい写真が見られます)
左の写真は水準儀(level)の写真です。
水準儀は、標尺と組み合わせて、地表面の2地点間の高さの差(比高)を測定するのに用いられます(右図参照)。高感度の気泡管水準儀を取り付けた望遠鏡の視準軸を水準機軸と平行になるように調整したのち、望遠鏡をのぞいて相対する2つの標尺の目盛りを交互に読み取り、その差を求め比高とします。
写真の水準儀は、1950年から京都大学で水準測量に用いられていたものです。さすがに現在では使われていないのですが、望遠鏡を覗いたところ調整すればまだ使えそうな感じでした。
水準測量の模式図(@京都・大文字山)
実物は京都大学理学部6号館3階「理学部ミニ博物館」に展示してあります。興味のある方はぜひ見に来てください。
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